第23回美山窯元祭り(同実行委員会、KTS、南日本新聞社など主催)は1日、日置市東市来町美山一帯で始まった。目当ての器を買い求める陶芸ファンでにぎわった。 19の窯元や工房が参加。来場者は点在する窯元を訪ねながら、気になる皿や茶わんを手に取り吟味していた。手びねりやろくろ回し体験もあり、自分だけのオリジナル作品づくりに挑戦した。鹿児島市伊敷6丁目の主婦、小坂幸枝さん(58)は「お気に入りの器があれば、生活が豊かになる。散策しながら気に入った物があれば買いたい」と話した。 3日までの期間中、チャリティーオークションや窯元工房巡りチャレンジゲーム、芸能公演など多彩なイベントがある。窯元の特別販売は9日まで。(南日本新聞2008.11.01より転記)